クリエイターとして生きていくこと
クリエイターとして生きいいくことに少し思う所があるので記事にしました
特に自由を求めてクリエイターとして生きていく場合
職業としての肩書はあまり必要ないのではないでしょうか
漫画家、アニメーター、イラストレーター、同人作家など
クリエイターと言われるものには様々な肩書があります
極端なはなし全部名乗っちゃったほうが色々と都合も良く気分も楽になるでしょう
職業欄とかにはクリエイターで通るはずです
逆に肩書にとらわれると自由度が減ります
その肩書のルールや常識みたいなものに縛られることになりかなません
終身雇用の幻想が壊れた今の時代
一つの肩書にこだわることの方がリスクが高くなります
なぜならその肩書がなくなったら路頭に迷ってしまう可能性があるからです
名乗れる肩書は全部名のちゃいましょう
…って言うか肩書すらも
他の人に伝えるだけの名刺みたいな物
ようは相手に合わせた服みたいなものでしょう
結局は人間って
他から価値をもらう人と
他に価値を与える人の二つに分かれているのです
クリエイターっては本来価値を与える人なのだと思います
でも現在クリエイターと呼ばれてる職業であっても
〆切やイベント、出版社やクライアントなど縛りがあり
自由がないような気がするんです
そりゃ~好きな事を仕事をしてるのだから
多少の苦労は我慢しろなんて言われたりもする始末
いやいやまてまて~
なんだその苦労至上主義の社畜価値観は!!
もっと自由であっていいのではないだろうかと思うのです
今や漫画や小説でも出版社に持ち込み連載を勝ち取ると言った
狭い門を通らなければ世の中に価値を出せない時代ではないという事
つまりネットの普及により、SNSやブログで直接作品を発表できたり
アマゾンに代表される電子書籍販売などで簡単に個人で販売することもできます
確かに個人で出版や発表する場合は
出版社から出す出版物とは違いその規模は小さいのでしょうが
それを考えればもっと自由にクリエイティブな仕事ができるのではないかと思うわけなのです
肩書にこだわることによる不自由さ
例えば漫画家と言う肩書を例に出してみます
何日もかけて1作品完成させても
編集者のOKが出なければボツにされ世に出る事もなく
かりに編集に認められ出版や連載が決まったとしても
それが売れるのかは分からないのです
それも売れなかったり打ち切りになったりしても
面白くなかったとか作者の実力不足と言う非常にあいまいで反論できない理由で
バッサリ切られるのです
そこであきらめずにまた何日もかけて新作を出しの繰り返し
その間バイトやアシスタントなどで何とか食いつないでいき
やがて年齢と共に無理が出来なくなり諦めてしまうのでしょう
プロアシに落ち着く方もいるみたいです
成功できるのは漫画が売れるまで何本も何本も描くことが出来る人なんだと思います
それか漫画が描くこと自体が好きでたまらない人です
(バクマン。で言う新妻エイジみたいな感じですねリアルだと手塚治虫大先生がそういったタイプだったそうです)
ある意味ブラック体質に耐えれる忍耐力と
運を兼ねそろえた人が漫画家と言う職業で成功できるのでしょう
いや~オイラには無理ぃぃ~!!
これって人生の戦略として非効率すぎるとは思いませんか?
それでもかまわずその道を進むのはその人の自由なので止めません
でも自分は宝くじを当てるより効率が悪いのではないかと思っちゃうわけですよ~
はっきり言って漫画が売れるかどうかは運もしくは戦略です!!
面白ければ売れるは幻想だと思ってます!!
だって面白いの価値基準って人それぞれ違うのですから
ここまで書いといてなんですが
漫画家と言う肩書や今までの出版社主導での漫画家になるという道筋を否定しているわけじゃないです
ある意味、決められたレールなのでその通りに進めばゴールにたどり着けるはずです
途中下車は多々ありますが…イヤ…むちゃくちゃありますが…
話に効くところによれば、担当編集の良し悪しでもかなり差があるそうです
「とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話」と言った本を読んで
つくづく納得させられました
まぁ考えてみれば出版社からみれば
漫画家志望の人は星の数だけいるのですから
どれだけ使いまわしても使い捨てしてもいい訳なのですよ
これは決して被虐的に言っているのではなく論理的にビジネス目線で考えれば
しごく当たり前なんですよ
表面上では編集担当者も漫画家個人に対して一緒にいい漫画をつくって行こうとか言うでしょうが
あくまでたくさんいる漫画家志望者の一人にすぎないのです
編集者からしてみれば売れなければ次の可能性に移る訳です
ようは損切りみたいなものでしょう
そのさいアシスタントや下請けみたいな仕事を紹介はしてはくれるかもしれません
その場合悪く言えば飼い殺しみたいな状態になってしまうかもしれません
漫画やドラマみたいに一人の人間を売れる漫画家まで成長させていくみたいなサクセスストーリーは
あくまでフィクションなのです
これはあくまで効率化を求めてる出版社側から見た現実的な話です
もう一度言いますが
これは出版業界をディスってるわけではなく
ビジネス的にはそう判断するのが当たり前だよねってはなしです
これは他にもアニメや小説の業界、芸能界でも似た様なことが言えるのではないでしょうか
それでも漫画家と言う肩書を目指しますか?
…と思うわけなのですよ
その効率の悪さ例え肩書がついたとしてもその自由度のなさを考えると
もっと楽に漫画が描けると言うスキルで生きていけるのではないかとも思うのですよ
ちなみに私はあえて”漫画描き”と言って”漫画家”は名乗ってません
ようは漫画を描ける人って意味です
漫画を描けるってのはスキルなので職業とは思ってはいません
結局なにが言いたいのかをまとめると
クリエイターと言うスキルをいかに効率よく
世に価値として出していくかと言いたいのです
漫画を描くもイラストが描けるも
文章を書くもクリエイティブなこれらの能力は職業と言う肩書ではなく
スキルであるという事です
職業と言う肩書で仕事をもらい収入を得るのではなく
スキルと言う能力で価値を発表していけば対価としての収入を得られるという事です
そのための戦略は色々と試行錯誤しなければいけないでしょうが
それはそうです、今まであるレールを走るのではなく
自分でレールを引かなければならないのですから
でもある意味そっちの方がリスクが少ないと思うのです
他人に依存する人生より自分でコントロールできる人生の方が良い!!
…と私は思うのです
あくまで個人的見解です
とはいえ今現在自分は思ってるほどに自由に生きてるとはいえないです特に金銭面で…
様々な要因があるのでそれらを克服して自由を手に入れたいと思ってます
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