人の成長はRPGのレベルアップと同じ理論

人間の脳の機能を知れば、人の成長はRPGのレベルアップと同じだと理解できると思います
今は出来なくても繰り返す事でいずれは出来るようになるので
諦めるのはもったいないというお話です

人の成長はRPGで言う所のレベルアップと同じ理論です

例えるなら
人の成長は緩やかな坂道を登るのではなく
段差のある階段を登るイメージです

何度も同じ事を繰り返していくと
経験値みたいなものが溜まって蓄積されていきます
しかしこの状態ではあまり成長している感覚が分かりません
RPGで例えるなら魔法やスキル(能力)ももうすでに身についているものしか使えませんので
今あるスキルを何とか駆使してやりくりしている状態ですね

しかし経験値が一定量を超えるとある日突然レベルアップして
新しいスキルが身についたり、能力値が上がったりして

今まで全然出来なかった事が急に出来るようになり
そのあと、なぜ今まで出来なかったのか分からないぐらい
簡単に出来るようになります

自転車が乗れるようになった時をイメージすると分かりやすいかもしれません
楽器だと今まで弾けなかったフレーズが弾けるようになった
イラストだと今まで描けなかったディテールや構図が描けるようになった
言葉も今まで分からなかった言語が理解できるようになったなどです

これらに共通して言えることは
今まで出来なかった事が嘘のように
出来るようになっている事です

今まで持ってなかったスキル(能力)が身につく
まさにRPGでいうレベルアップの感覚です

これは脳の機能で説明が出来ます

人間の脳の機能として新しく神経回路を作る事で成長する

人間の脳はさまざまなの神経回路によって
身体機能や能力を発揮できます

息をしたり、心臓を動かしたりはもちろん
言葉を話したり理解したりする事や
料理を作ったり楽器を弾いたり絵を描いたりすることも
全て脳の中に専用の神経回路がある事で出来るわけです

言い換えれば出来ないとは
脳にその回路が出来ていない
もしくはすでにある神経回路を代用してこなしている状態なのです

これだといくつもの回路を経由したり
似た様な回路を代用したりしているために
時間がかかったり非効率的になって
出来ないもしくはやりずらいのです

例えるなら
英語を理解するために
日本語専用の神経回路を代用するために
翻訳する手間がかかる為に非効率になってしまう感じでしょうか

これが上手く出来ない状態なのです

しかし同じ事を何度も繰り返すうちに
脳の機能によって新たに神経回路が出来上がります

先ほど例の場合だと
英語専用の神経回路が脳に出来上がる事で
日本語専用の神経回路を代用しなくてもよくなり
効率的に英語が理解できるようになるという事です

コレが脳の機能における人の成長はRPGのレベルアップと同じ理論です

まとめ

こういった脳の機能を理解していれば

何回もやって出来ない、自分には才能がないんだと諦めるのは
自らの成長(レベルアップ)を止める行為なので
もったいないということです

才能なんてものは幻想です
結局才能があると思われてる人も

出来るまで何度も挑戦し繰り返し
失敗しても諦めずに
出来るようになるまでやり通した人なのです

今は出来なくても何度も繰り返すうちに
いずれば脳に新しい神経回路が作られ
出来るようになるのだと思っていれば
今は出来なくても諦めないでいる事が出来ると思います

補足

あくまでやりたいのに
どうせ自分には無理だとか
途中であきらめてしまったとか
そういった人に向けての事で

やりたくもない事を無理矢理やらされているようなことは
やらなくてもいいのです
そういったものはとっとと止めてしまいましょう

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